Maplets[Elements][Return] - maplet から返された値の保護
使い方
Return(opts, element_content)
Return[refID](opts, element_content)
パラメータ
opts - reference=value の形の等式; Return のためのオプション指定
element_content - 任意の数の ReturnItem 要素
refID - 名前または文字列; 要素の参照
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説明
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Return 要素は、maplet を閉じる際に Maple へ返す値を指定する、ReturnItem 要素を保護します。
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Maplets パッケージでのオプション指定を簡単にするために、等式を用いることなしにあるオプションと内容を設定することが可能です。次の表では、(左側の列に) 要素、記号、および型、そして (右側の列に) 型がデフォルトで割り当てられると入力を行う、対応するオプションまたは内容を一覧表示します。
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Elements, Symbols, or Types Assumed Option or Content
refID reference option
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Return 要素は、任意の数の ReturnItem 要素を含むことが可能です。
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Return 要素は、Maplet 要素の中に含めることが可能です。
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次の表に、Return 要素のオプションの、制御および使用法について記述します。
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I 列の x は、(要素の定義を行う) 呼び出し手順で指定される、初期化が可能なオプションを示す。
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R 列の x は、呼び出し手順で必要となるオプションを示す。
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G 列の x は、オプションが Get ツールを用いて取得できる、すなわち読み込み可能であることを示す。
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S 列の x は、 SetOption 要素あるいは Set ツールを用いて設定される、書き出し可能なオプションを示す。
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Option I G S R
reference x
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opts 引数は、maplet のオプションを設定する、1 つまたは複数の以下の等式を含みます。
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reference = name または string
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この参照、例えば Return[refID] およびコマンド列内の reference が、両方ともインデックスで指定されている場合、インデックスによる参照が優先されます。
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例
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with(Maplets[Elements]):
maplet := Maplet(
[
[BoxCell("Enter some text:")],
[TextField['TF1']()],
[Button("OK", Shutdown(`return` = 'R1'))]
],
Return['R1'](ReturnItem('item' = 'TF1'))
):
Maplets[Display](maplet);
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この maplet の例は、以下のショートカットを用いて、書き換えることが可能です;
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maplet := Maplet([
[BoxCell("Enter some text:")],
[TextField['TF1']()],
[Button("OK", Shutdown(['TF1']))]
]):
Maplets[Display](maplet);
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参照
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Maplets パッケージの概要, Maplets[Display], Maplets[Elements] パッケージの紹介, Maplets[Elements][BoxCell], Maplets[Elements][Button], Maplets[Elements][Maplet], Maplets[Elements][ReturnItem], Maplets[Elements][SetOption], Maplets[Elements][Shutdown], Maplets[Elements][TextField], Maplets/他の要素, Maplets[Tools][Get], Maplets[Tools][Set]
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