VectorCalculus[AddCoordinates] - 新しい座標系の追加
使い方
AddCoordinates(newsys, eqns, owrite)
パラメータ
newsys - 記号[名前, 名前, ...]; 新しい座標の名前を添えた、新しい座標系の名前の指定
eqns - リスト(代数式); 新しい座標系をデカルト座標に関連付ける数式の指定
owrite - (オプション) identical('overwrite')=truefalse の形の等式; 座標テーブル内にある既存の座標系を上書きするかどうかの指定
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説明
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AddCoordinates(newsys, eqns, owrite) コマンドは、VectorCalculus パッケージに新しい直交曲線座標系を追加します。この新しい座標系は、他の組み込み座標系と同じ方法で、使用することが可能です。
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3 つめのオプション引数 owrite を指定する場合、その指定は、overwrite という名前か、または identical('overwrite')=truefalse という型の等式でなくてはなりません。デフォルトは、'overwrite'=false です。
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newsys と同じ名前の座標系が既に存在している場合には、owrite パラメータがその古い座標系を上書きするかどうかを決定します。古い座標系に上書きを行わない場合には、エラーが起こります。
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AddCoordinates を呼び出す前に、変数に仮定を配置するか、または assuming キーワードを使用してください。これは、新しい系でとり得る座標値として認識される、多くの情報を計算するする際に手助けとなります。
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例
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Warning, the assigned names <,> and <|> now have a global
binding
Warning, these protected names have been redefined and
unprotected: *, +, ., Vector, diff, int, limit, series
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assume(r>0,0<=theta,theta<2*Pi);
AddCoordinates( 'mypolar'[r,theta], [r*cos(theta),r*sin(theta)] );
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| (2.1) |
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Laplacian( f(r,theta), 'mypolar'[r,theta] );
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| (2.2) |
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assume(u>=0,v>=0);
AddCoordinates( 'foo'[u,v], [u^2+v^2,u^2-v^2] );
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| (2.3) |
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F := VectorField( <f(u,v),g(u,v)>, 'foo'[u,v] );
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| (2.4) |
| (2.5) |
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