abs 関数は数式 x の absolute value () を返します。

x が関数 f を含むなら、abs はその絶対値を決めるために、プロシージャ abs/f の実行を試みます。ユーザはこれを利用し、簡単に abs の機能を拡張することができます。

abs の導関数は abs(1,x) で表されます。これは、全ての非ゼロの実数に対して、signum(x) となります。それ以外は、定義されていません。

abs の高次の導関数は、abs(n,x) で定義されます。ここで n は正の整数です。n が分かると、式は自動的に signum か abs の導関数の式に簡単化されます。

abs(-11);

abs(3-4*I);

abs(cos(3));

a:=abs(2*x-3);

x:=1;

a;

abs(sqrt(2)*I*u^2*v);

expand(%);

combine(%,abs);

diff(abs(y),y);

diff(abs(y),y,y);

abs(2,y);