方程式に対し、与えられたパラメータによる完全な場合わけをした解を構築します。

mode : このオプションでは、full、lazy （デフォルト）、proviso の三つの設定値のうちのどれかを選ぶことができます。mode=full のとき、解の全てのケースに対して分枝のある区分的な形式の解を構築します。mode=lazy は、区分的な形式の解を与え、最も一般的なケースに対して陽的な解を、その他のケースは必要に応じ value コマンドで計算できる 不活性 関数へのコールとして解を与えます。mode=proviso は、mode=lazy とほとんど同じ情報を 2 要素のリスト形式として戻します。最初の要素は最も一般的な解、2 番目の要素はその解が有効であるための条件の集合です。

SolveTools[Parametric] コマンドは Maple 15 より導入されました。

Maple 15 の変更点についての詳細は、Maple 15 の更新情報 をご覧ください。

with(SolveTools):

Parametric({a*x}, {x}, {a});

Parametric({a*x+b}, {x});

Parametric({a*x+b}, {x}, {a});

Parametric({a*x^2-(b+a)*x+b}, {x});

Parametric({a*x^2-(b+a)*x+b}, {x}, mode=proviso);

Parametric({a*x^2-(b+a)*x+b}, {x}, mode=full);