VectorCalculus[DirectionalDiff] - R^n から R へのある関数の方向導関数の計算
使い方
DirectionalDiff(f, v, c)
パラメータ
f - 代数式
v - ベクトル; 導関数の方向の指定
c - (オプション) リスト[名前] または名前[名前, 名前, ...]; 座標名のリスト、または座標の名前を添えた座標系の指定
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説明
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DirectionalDiff(f, v, c) コマンドは、ベクトル v で指定された方向における、関数 f の方向導関数を計算します。方向導関数は、Del(f) . u として定義されます。ここで、u は方向 v の単位ベクトルを表します。ベクトル v が正規化されている必要はないことに注意して下さい。
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c が変数名のリストである場合には、デフォルト座標系におけるそれらの変数に関する方向導関数が求められます。
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c が添え字つきの座標系である場合には、座標系と座標名の組み合わせが使用されます。この座標系は、既に v で指定されている座標系の属性に優先します。c が指定されていない場合には、 f はデフォルトの座標系で解釈され、(もし指定されていれば) v の座標系の属性が使用されます。
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例
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Warning, the assigned names <,> and <|> now have a global
binding
Warning, these protected names have been redefined and
unprotected: *, +, ., Vector, diff, int, limit, series
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DirectionalDiff( x^2+y^2, <1,1>, [x,y] );
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| (2.1) |
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DirectionalDiff( r^2, <sqrt(2),Pi/4>, 'polar'[r,theta] );
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| (2.2) |
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DirectionalDiff( f(x,y,z), <a,b,c>, [x,y,z] );
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| (2.3) |
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SetCoordinates( 'cylindrical'[r,theta,z] );
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| (2.4) |
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DirectionalDiff( f(r,theta,z), <a,b,c> );
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| (2.5) |
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