has - 指定した部分式を持つかを判定
使い方
has( f, x );
パラメータ
f - 式
x - 式、式のリストまたは集合
|
説明
|
|
•
|
has(f, x) 関数は、もし f が式 x を含んでいれば true、そうでなければ false を返します。
|
|
式 f が x を含むとは、f の ( Maple の op 関数で定義される) ある部分式が x に等しいことをいいます。
|
|
注意: f が x を含むからといって、f が関数として x に従属することを必ずしも意味しません。
|
•
|
x がリストまたは集合ならば、 f が x を含むとは、 f が x の少なくとも1個の要素を含むことを意味します。すなわち has(f,{x,y}) は has(f,x) または has(f,y) と同値です。
|
•
|
has は f のツリー構造全体を調べるので、計算量の多い操作です。 member で済ませられるときは、has を使わないでください。
|
|
|
例
|
|
| (2.1) |
| (2.2) |
| (2.3) |
| (2.4) |
| (2.5) |
| (2.6) |
| (2.7) |
| (2.8) |
| (2.9) |
| (2.10) |
| (2.11) |
| (2.12) |
| (2.13) |
>
|
has( { [ 1, 2 ] }, [ 1, 2 ] ); # because:
|
| (2.14) |
>
|
has( { [ 1, 2 ] }, { 1, 2 } ); # or:
|
| (2.15) |
>
|
has( { [ 1, 2 ] }, [ 1, 2, 3 ] );
|
| (2.16) |
|
|