パレットの概要
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パレットには予め定義されている記号や式、演算子、行列、ベクトルなどの項目を表すボタンがまとめられています。パレットを使用すると、Maple のコマンド構文を覚えておく必要なくボタンをクリックするだけで 数式を組み立て、編集することが可能です。Maple では 20 以上のパレットが用意されています。
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[手書き認識] パレットでは記号を描画し、Maple を使用して一致する記号を検索します。
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[お気に入り] パレットを作成し、よく利用するパレットのボタンをまとめておくことができます。
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[MapleCloud] パレットを使用すると、他のユーザーとワークシートを共有することができます。
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8 個のアルファベットパレット
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アルファベットパレットは、[大文字拡張ローマ字]、[小文字拡張ローマ字]、[読み分け記号]、[ギリシャ文字]、[キリル文字]、[スクリプト]、[袋文字] および [ドイツ字体] になります。
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[大文字拡張ローマ字]、[小文字拡張ローマ字] パレットを使用すると、アクサングラーブやウムラウトのようなアクセントのつけた文字を入力できます。
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[読み分け記号] パレットを使用すると、2-D Math 領域で必要に応じてアクセントをつけることができます。これらの記号を入力するには、下ルビ、上ルビのショートカットキーを使用します。
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下ルビ (Underscript): Ctrl+' (Macintosh では、Command+')
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上ルビ (Overscript):Ctrl+Shift+" (Macintosh では、Command+Shift+")
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9 個の式パレット
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[式] - 積分や微分などの数式を組み立てるパレットです。
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[行列] - パレットは列と行のサイズを指定し、ゼロ埋め等のデータタイプや対角等の形を指定するダイアログになっています。このパレットを使用して、行列やベクトルを挿入します。
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[レイアウト] - テキスト領域の式に上付き文字や下付き文字を追加するパレットです。
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[コンポーネント] - たとえば、ワークシートにボタンを埋め込むなどの簡単なグラフィカルインターフェイスコンポーネントを組み込むパレットです。コンポーネントに動作を関連付け、実行させることができます。
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[手書き認識] - 正しいシンボルを見つけて、挿入する効率的な方法を提供するパレットです。マウスで記号が描画されたら、システムで利用可能なシンボルと照合した結果を返します。
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[単位記号 (SI)] - SI 単位系の単位または任意の一般単位を挿入するパレットです。
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[単位記号 (FPS)] - FPS 単位系の単位または任意の一般単位を挿入するパレットです。
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[アクセント] - x にベクトルを意味する矢印をつけるなど、名前に装飾を施すパレットです。
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[お気に入り] - 他のパレットから式などの、よく使う項目を追加できる空のパレットです。
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11 個の数学パレット
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[一般的な記号] - 和や積、Pi など式の組み立てに使用できる 一般的な記号のパレットです。
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[関係演算子 1] - 式の組み立てに使用できる標準関係演算子のパレットです。
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[演算子] - 式の組み立てに使用できる演算子のパレットです。
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[関係演算子 2] - 式の組み立てに使用できる多数の関係演算子のパレットです。
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[大文字演算子] - 式の組み立てに使用できる大文字演算子のパレットです。
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[否定演算子] - 式の組み立てに使用できる否定記号のパレットです。
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[括弧] - 式の組み立てに使用できる括弧記号のパレットです。
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[矢印] - 式の組み立てに使用できる矢印記号のパレットです。
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[定数と記号] - 式の組み立てに使用できる定数と記号のパレットです。
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[句読点] - テキスト領域に登録商標や著作権のような様々な句読点記号のパレットです。
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[その他] - 数学や上記カテゴリ以外のその他の記号のパレットです。
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