パラメータ
|
デフォルト
|
説明
|
|
10 秒
|
シミュレーションの終了時間。浮動小数点値を含む任意の正の値を指定できます。
注意: シミュレーションでは必ず開始時間が 0 となります。
|
solver
|
ck45 (semi-stiff)
|
シミュレーション時に使用する DAE ソルバ。
•
|
ck45 (semi-stiff):semi-stiff DAE ソルバ (ck45 方式) を使用します。
|
•
|
rkf45 (non-stiff):non-stiff DAE ソルバ (rkf45 方式) を使用します。
|
•
|
rosenbrock (stiff):stiff DAE ソルバ (Rosenbrock 方式) を使用します。
|
モデルが複雑な場合は、stiff DAE ソルバを使用するとシミュレーションに必要な時間を短縮できる場合があります。
|
adaptive
|
true
|
シミュレーション実行時のサンプリング周期を決定するときに、適応型 (adaptive) ソルバを用いるか固定 (fixed-step) ソルバを用いるかを指定します。
•
|
true: 適応型ソルバを使用します。ソルバが、サンプリング周期をシミュレーション中変化させます。
|
•
|
false:固定ステップのソルバを使用します。シミュレーション時間全体に渡って一様に固定のサンプリング周期を用います。ステップは [ステップサイズ(step size)] フィールドの値で指定できます。
|
モデルの状態変化が早い場合、固定ステップのソルバを使用するとシミュレーションに必要な時間を短縮できる場合があります。
注意:固定ステップのソルバを使用した場合、より少ないデータのサンプル点数でシミュレーション結果が表現される場合があります。より詳細なシミュレーション結果を得るためには、適応型ソルバを用いてシミュレーションを実行してください。
|
step size
|
0.0010
|
固定ステップのソルバによるシミュレーションに用いるサンプリング周期のステップ。このオプションには、[adaptive ソルバ(adaptive)] フィールドに false が設定されている場合に浮動小数点数を指定できます。
|
|
|
適応型ソルバによるシミュレーションで、積分を正しく実行するための絶対許容誤差の上限。このオプションには、[adaptive ソルバ (adaptive)] フィールドに true が設定されている場合に浮動小数値を指定できます。
|
|
|
適応型ソルバによるシミュレーションで、積分を正しく実行するための相対許容誤差の上限。このオプションには、[adaptive ソルバ(adaptive)] フィールドに true が設定されている場合に浮動小数値を指定できます。
|
plot points
|
200
|
シミュレーショングラフにプロットする最小の点数。データ点は、シミュレーションの継続時間の値に従ってグラフ上に均等に配分されます。正の整数を指定できます。
注意:このオプションで指定する点数は、表示目的のみに使用されます。シミュレーション中に実際に使用された点数はシミュレーショングラフに表示される点数と異なる場合があります。
|
compiler
|
false
|
シミュレーション中にネイティブの C コンパイラを使用するかどうかを指定します。このオプションを true に設定している場合、シミュレーションエンジンが生成する Maple のプロシージャは C コードに変換され、このコードは外部の C コンパイラでコンパイルされます。
モデルが複雑な場合は、このオプションを true に設定するとシミュレーションに必要な時間を短縮できる場合があります。
|
engine
|
Mark II
|
システムの簡略化、初期化、シミュレーションに使用する定式化方式(エンジン)を指定します。
•
|
Mark I: MapleSim 4 とそれ以前で使用されていた初代のエンジン。
|
•
|
Mark II: 新型のエンジン。通常は定式化とシミュレーションの時間を短縮します。MapleSim 4.5 からは、Maplesoft 推奨のエンジンとなっています。
|
|