DifferentialAlgebra[Tools][RankElement] - リスト内で最小の階数の要素を返す
|
使い方
|
|
RankElement(minmax, L, R, pos, opts)
|
|
パラメータ
|
|
minmax
|
-
|
キーワード min または max
|
L
|
-
|
微分多項式の空でないリストまたは集合
|
R
|
-
|
微分多項式環またはイデアル
|
pos(optional)
|
-
|
名前
|
opts(optional)
|
-
|
オプションの並び
|
|
|
|
|
モデルの説明
|
|
•
|
関数の呼び出し RankElement(<min, max>, L, R, pos) は、リスト L 内で発生する最小の階数または最大の階数の要素を返します。階数は、R のランク、または、 R がイデアルの場合には埋め込み多項式環のランクに関して比較されます。pos が表示されている場合、L 内の要素のインデックスに割当てられています。
|
•
|
このコマンドは DifferentialAlgebra:-Tools パッケージの一部です。 with(DifferentialAlgebra:-Tools) コマンドの実行後に MinRankElement(...) の形式を使用して呼び出すことができます。また、DifferentialAlgebra[MinRankElement](...) の形式を使用して直接呼び出すことも可能です。
|
|
|
オプション
|
|
•
|
引数 opts は以下のオプションを 1 個以上含む可能性があります。
|
•
|
notation = jet, tjet, diff または Diff:関数の呼び出し結果に使用される表記を指定します。指定されない場合、L の表記が使用されます。
|
•
|
memout = nonnegative:計算に使用されるメモリの制限を MB 単位で指定します。デフォルトはゼロです(メモリアウトは発生しません)。
|
|
|
アプリケーションと例題
|
|
>
|
with(DifferentialAlgebra): with(Tools):
|
>
|
R := DifferentialRing(derivations=[x, y], blocks=[[v, u], p], parameters=[p]);
|
| (5.1) |
>
|
L := [u[x]^2-4*u, u[x, y]*v[y]-u+p, v[x, x]-u[x]]:
|
>
|
RankElement(min, L, R, 'pos');
|
| (5.2) |
| (5.3) |
>
|
RankElement(max, L, R, 'pos');
|
| (5.4) |
| (5.5) |
次のコマンドは の最低の従属変数を返します。
>
|
RankElement(min, Get(derivatives, R), R);
|
| (5.6) |
次のコマンドは の最高の従属変数を返します。
>
|
RankElement(max, Get(derivatives, R), R);
|
| (5.7) |
|
|