テキストエディタを使用してMapleプログラムをテキストファイルに記述し、そのファイルをMapleにインポートすることもできます。テキストファイルからドキュメントにコマンドを貼り付けるか、readコマンドを使用します。
readコマンドを使用してファイルを読み込むと、ファイル内の各行がコマンドとして処理されます。Mapleでコマンドが実行され、結果がドキュメントに表示されます。ただしデフォルトでは、ファイルからドキュメントにコマンドが挿入されません。
たとえば、ファイルks.txtには以下のMapleコマンドが含まれています。
S:= n -> sum( binomial( n, beta ) * ( ( 2*beta )! / 2^beta - beta!*beta ), beta=1..n );
S(19);
ファイルを読み込むと、Mapleで結果が表示されますが、コマンドは表示されません。
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interface echoオプションを2に設定すると、ファイルからドキュメントにコマンドが挿入されます。
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> S:=n->sum(binomial(n, beta)*((2*beta)!/2^beta-beta!*beta), beta=1..n);
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詳細については、?readおよび?interfaceで表示されるヘルプページを参照してください。