RandomTools パッケージは、Maple の乱数ジェネレータ用の主要なインターフェイスです。また、 RandomTools パッケージには、Maple のランダムオブジェクトで動作するツール群も含まれています。

RandomTools パッケージの各コマンドは、コマンドの呼び出し列にコマンド名の 長文形 または 短縮形 のいずれかを指定するとアクセスできます。

RandomTools パッケージが実装される土台となるのがモジュールであることから、 パッケージのコマンドにアクセスするのに RandomTools:-コマンド の形式が使用されることもあります。詳細については、モジュールのメンバー を参照してください。

次に利用可能なコマンドを一覧します。

RandomTools パッケージには、各種の疑似乱数ジェネレータを実装するサブパッケージが含まれています。これらのジェネレータにはそれぞれ異なる特徴があり、さまざまな用途に応じて選択できます。

次にサブパッケージの一覧を示します。

RandomTools パッケージのコマンドが受け入れるランダムオブジェクトの「フレーバー」(特色) は、次表のとおりです。

Structured フレーバーの詳細については、flavor/structured を参照してください。

特定の RandomTools コマンドのヘルプページを表示するには、パッケージのコマンドのヘルプを利用する を参照してください。